釣り船・遊漁船専門の月額1,280円ホームページ制作・運用サービス HP伴走丸 を運営しています。
今回は、遊漁船のホームページを制作・運営する上で 「必ず書いておきたい情報」 を、Web制作のプロの目線から優先度別にチェックリスト形式でご紹介します。
遊漁船を開業し、集客のためにこれから新しくホームページを作る方、既存サイトをリニューアルする方は、
ぜひこの記事を参考に「集客の柱になるホームページ」を作ってみてください。
優先度A|最優先。トップページやメインメニューに必ず入れるメイン項目
✅ 1. 釣果・ブログ更新情報

お客様がホームページに来て一番最初に気にするのが釣果情報です。
まずお客様はホームページの釣果情報を見て“お店がちゃんと活動している”ことを確認します。
そのためこの釣果情報が古い、例えば3ヶ月更新されてない、となればお客様はすぐにホームページから離脱してしまいます。
しっかり見てもらえるように分かりやすく目立つ位置に表示し、お店の最新情報を常に発信するコンテンツにする必要があります。
💡ブログの釣果写真や一言がホームページから見える様にすればチェックしてもらいやすいです。
✅ 2. 釣りプラン・料金・出船時間

出船・釣りプランのページは、その船宿が提供するサービスの商品説明。すごく大事なページです。
「どんな釣りができて、いくらで、何時に出船か」――最低限この3つがすぐ分かるように表示し、その上でプランごとの詳細な情報(仕掛けや注意事項など)を書くようにすると、うまくまとまります。
例:午前LTアジ船(6:00〜11:00)|男性8,000円/女性7,000円/子供5,000円
✅ 3. 予約・問い合わせ方法

電話・公式LINE・Web予約フォームなど、お店への連絡手段を明確に表示します。
Web予約フォームがある場合はそちらで受付してもらうのが一番楽で効率も良いため、スマホで見たときに常に表示させておくと誘導しやすいです。
電話の場合は「受付時間」「定休日」の表示も忘れずに。
✅ 4. 出船スケジュール(カレンダー)


出船予定や空き状況が分かるカレンダー、あるいはスケジュール表の表示も必須です。
このカレンダーや表をお客様に分かりやすく、ストレスを与えない形式で表示することができれば予約増加にも大きく繋げられます。
弊社では出船カレンダーから予約できる釣船予約システム「B-Marine」を用意しています。
ホームページに連携させることで船長の業務負担の大幅な軽減と予約増加に繋がりますのでこちらもぜひご検討ください。
👉 B-Marineについてはこちら
✅ 5. 集合場所・駐車場・アクセス

初めての人が迷わないように、住所・Googleマップリンク・桟橋の写真などを掲載しましょう。
駐車場の有無や台数、料金がかかるかも明記しましょう。
お店や駐車場の場所が分からず当日遅れてしまい乗船できない...みたいな最悪の事態を防ぐためにも、場所が分かりにくいのであれば目的地までの写真を掲載しておくと効果があります。
✅ 6. キャンセル・悪天候時の対応

トラブル発生の原因になるので必ず明記しておきましょう。
特にキャンセルについてはキャンセル料を取る場合、分かりやすく明確に書く必要があります。
例:「天候不良時は前日18時に判断」「3日前〜前日キャンセルは○%」など。
✅ 7. ルール・注意事項
こちらもトラブル発生の原因になるので必ず明記する必要があります。
ライフジャケット着用、飲酒禁止、長靴着用、フックはバーブレスなど。
船長が決めたお店のルールはもちろん、ライフジャケット着用、移動中は立たないなど業界では一見当たり前のことも初心者の釣り客には分からないので安全のためにも必ず書いておく必要があります。
✅ 8. お知らせ・出船情報
出船場所変更など臨時のお知らせやスケジュール情報などを掲載。
トップページの目立つ位置に「最新情報」欄を作ると親切です。
わざわざホームページにコンテンツを作らなくてもブログに最新のお知らせを固定記事として表示する、というやり方でも良いと思います。

✅ 9. よくある質問(FAQ)
よくある質問は来てくれたお客様の疑問を解消できる大切なページです。
そして問い合わせ削減で最も効果を発揮するくらい有効なページです。その理由はホームページの中でも閲覧割合が高いページだから。
出船プランの情報や注意事項にどれだけ詳しく書いておいても同じ内容の問い合わせが来る...なんてことはしょっちゅうありますが、このよくある質問にその内容を書いておくと問い合わせがパタっとなくなることも。つまり「お客さんは見てほしい情報は見てくれないけどよくある質問のコーナーは見ている」、ことが多いので内容が重複しても頻繁に聞かれることはQAとして書いておくのが効果的です。
経営を続けていけばよく聞かれることも増えていくので、このページは随時質問や回答を簡単に追加できるような構成にしたいです。

優先度B|必ず記載が必要だがメインではない項目
📒 10. SNSリンク(X・Instagram・LINEなど)
集客や告知のためにSNSは当然やっていると思いますが、忘れずに各SNSのリンクを付けましょう。
公式アイコンを使用してリンクにするのがユーザーにとって分かりやすいです。
投稿頻度の多いSNSがあるならホームページに直接埋め込んでしまうのも効果的。
公式LINEをやっているなら他のSNSよりも有効に使えるためより目立つボタンリンクにすること。

📒 11. 船・設備・船長紹介
最低限、何人乗りの船かはどんな船でも記載しましょう。
あとはプラスアルファでトイレの設備情報(個室なのか等)、休憩室や魚信の話など船の強みがあればその情報を画像と合わせて簡潔に記載しましょう。
またお客様は「お金を払うことになる船長」がどんな人なのか当然気になります。柔らかい雰囲気が伝わる写真や人柄のわかる一言を入れるだけでも安心・信頼してもらえ、来客に繋がります。
📒 12. 免許・登録番号・安全対策
遊漁船業登録番号や保険加入の記載は法改正対応として必須なので忘れずに表やPDF、あるいは画像でも良いので表示しましょう。
そこまで目立つ位置でなくてもOKです。
フッターやナビゲーションリンクの一番下などに掲載ページへのリンクを置くのが良いです。
優先度C|あれば親切なコンテンツ
⭐️ 13. 初心者・女性・お子様向けの案内
「女性・子供にも使いやすいトイレあり」など設備が整っているなら記載しておくと有効な差別化になります(女性・子供歓迎は検索ワードとしても強いです)。
“初めての方へ”ページなどにまとめてもOK。
⭐️ 14. 釣り物カレンダー(年間スケジュール)
釣りものが多い船宿の場合は季節ごとの釣り物を分かりやすく表にまとめておくと親切です。
「⚪︎⚪︎って今出船してますか〜?」のような問い合わせの削減に繋がります。

⭐️ 15. 持ち物チェックリスト
船用酔い止め・夏は1L以上の飲み物・長靴・クーラーボックスなど「持ち物は何ですか?」といちいち聞くのも聞かれるのお互い嫌なので記載はあったほうがいいです。
注意事項の欄に記載する、でも全く問題ないです。
⭐️ 16. 仕掛け・タックルの説明

使用する仕掛けが独自のものだったりおすすめのルアーやタックルがある場合、出船プランのページに書くのではなく専用ページに内容をまとめたほうが問い合わせが減りますし、大物に対して弱すぎるタックルを持ち込まれて寄せられない、みたいな不幸なこともなくなります。
⭐️ 17. 乗船の流れ(予約〜出船まで)
初めての方向けページとして効果的。
「予約 → 集合 → 精算 → 出船 → 釣り → 帰港 → 解散」など各プロセスについての説明を写真や図解で表現すると予約への不安が消えて安心感が出ますし、問い合わせも減らせます。
☑️ 最終チェックリスト
- ◻︎1. 釣果・ブログ更新情報(A) … 直近更新あり&トップで見える
- ◻︎2. 釣りプラン・料金・出船時間(A) … “何を/いくらで/何時に”が即分かる
- ◻︎3. 予約・問い合わせ方法(A) … 電話/LINE/フォーム、受付時間も
- ◻︎4. 出船スケジュール(カレンダー)(A) … 空き状況が一目で分かる
- ◻︎5. 集合場所・駐車場・アクセス(A) … 住所/地図/駐車台数・料金・写真
- ◻︎6. キャンセル・悪天候時の対応(A) … 判断時刻・料率・連絡手順
- ◻︎7. ルール・注意事項(A) … 安全/禁止事項をアイコン等で明示
- ◻︎8. お知らせ・出船情報(A) … 臨時連絡・変更はトップで最新表示
- ◻︎9. よくある質問(FAQ)(A) … よく来る問合せを10項目以上
- ◻︎10. SNSリンク(B) … X/Instagram/LINE、埋め込み可
- ◻︎11. 船・設備・船長紹介(B) … 定員/トイレ/写真/人柄ひと言
- ◻︎12. 免許・登録番号・安全対策(B) … 登録番号/保険/装備、下層でOK
- ◻︎13. 初心者・女性・お子様向け案内(C) … “初めての方へ”に集約
- ◻︎14. 釣り物カレンダー(年間)(C) … 季節の対象魚を表で
- ◻︎15. 持ち物チェックリスト(C) … PDF/スマホチェック可
- ◻︎16. 仕掛け・タックルの説明(C) … 専用ページ化で問合せ削減
👀 まとめ
今回は遊漁船のホームページに必要なコンテンツをまとめました。まずは優先度Aの項目から整えて、ブログ・釣果・お知らせを定期更新するだけでも、サイトの信頼度と予約率は大きく変わります。
ホームページは「お客様の予約までの不安を取り除き、この船に乗りたい」と信頼してもらうためのものです。
制作する際は常にこのことを意識して作れば成果が出ます。
ただし、闇雲に情報を書いても見にくいホームページになってしまうので整理してお客様にストレスを与えないWebデザインで情報を届けなくてはいけません。
弊社の遊漁船専門ホームページ制作サービス「HP伴走丸」では、これらの構成をすべて網羅したオリジナルのホームページを業界最安の制作費でプロが作成。さらに定期的な対人面談込みでの運用サポート費を月額1,280円(今だけ) で提供しています。
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